頭当ては必要?!よくおんぶ紐の頭当てのことについて聞かれます。「必要ですか?」などなど。。。。 私は絶対あった方がいいと思ってます。 我が家の場合洗濯物を干すベランダが狭いので、 ベランダでウロウロとピポットターンすると、 おんぶしてる子どもの頭を、サッシなどにぶつけちゃうことがありまして(^_^;)、 頭を保護するためというのが第1の理由。 第2に、子どもが二人以上いて、上の子もまだ抱っこしないといけない場合。 頭当てなしでおんぶした子が眠っちゃった場合、おんぶしてる子だけなら、 ほんのちょっと前かがみになるだけで、脱力した首はママの肩を枕に寝てくれるので 頭当ては、そう必要ないと感じるんですが、 同時に上の子まで寝ちゃった場合で、歩いて移動する必要がある場合。(ヘビーな状況ですね(^_^;)) 上の子は抱っこということになりますが、これは、逆にちょっと反るような体勢にならないと 抱っこできません。 ↑特に、自分の荷物なども持ってるときはヘビーですよ~~(*^_^*)。 名古屋とか岐阜とかに遠出した帰り等、電車の中で二人とも同時に寝ちゃった時。 おんぶに抱っこで移動しなければならなかったときに 「やっぱり頭当て付けとけばよかったなぁ~」と思ったことがあったのがその理由。 (ヘビーでタフな状況 そして私。) ↑ま、こんな状態になることって、ほとんどないと思いますが、 いざという場合もありますので、頭当てがあったら楽だと思います。(*^_^*)。 あと、最大のポイントは、 見知らぬ人に「あらあら、首大丈夫なの?」と声を掛けられないようにするためにね(爆)。 おしりを支えてるというより、密着して摩擦で背中にくっつけてる感じ(*^_^*)。 「対面(ついめん)抱っこ」の背中バージョンみたい???(見つめ合ってないけどね(^_^;))。 でも、この写真を回転させると・・・ はいはいしそうな体勢というか、首の角度になってますね。(*^_^*)。 ************************** それは置いといて、 頭当ては、赤ちゃんにとって必要なのかどうか。という疑問。 ( くどいほどいいますが、科学的根拠・裏打ちは全然ないですよ~~ ) 上の写真のエンジ色のおんぶ紐は、昭和のシロモノですが頭当てはありません。 兵児帯でおんぶした場合も、もちろん頭当てってないですよね。 「昔は、どうだったのかな~」とふと思い立って調べてみました。 主に、江戸時代の浮世絵とか、それ以降の写真集とか。 図書館で借りてね♪写真はいいですね~~。とってもわかりやすいです。 そして、結論的には、「なくてもいいんだな」と思いました。(*^_^*)。 ☆★ちょっとご紹介。☆★ 長崎大学附属図書館所蔵の「幕末・明治期日本古写真コレクション」に たくさんの写真がありましたので、いくつかリンク貼っておきます。 たとえば、思いっきり「首かっくん」になってる 子供を背負う二人の少女の写真。 演出写真だけど、くにゃんくにゃんになって眠る赤ちゃんをおんぶしてるこちらの写真↓。 子供を背負う少女 これらの写真みてると、背負った子どもの首がくにゃんとなってても、 昔は普通だったのかな?と思いませんか。 昔は、子守りは子どもの仕事だったそうです。 子供の数が多かったこともあるでしょうけど、 子どもがおんぶした方が、赤ちゃんにはしっくりと楽だったでしょうし 子どもの方が、赤ちゃんをよく観察してて上手に子守りできますね。 花ちゃんを見ててそう思います。 (パパの広い背中じゃ、おんぶされる赤ちゃんは足の置き場も落ち着かないし、 手も足もべたっと張り付いて苦しそうですもんね) ↓こちらは 子守する姉弟 さらにこちらも↓ 子守の子供たち うちの母も、子どもの頃に子守りのバイト(笑)してたそうですので、 ここまで昔ではないですが、こんな雰囲気だったのかな?当たらずも遠からずという感じかな? 今度聞いてみようっと。。。 あ、ちなみに、子守りのお姉ちゃんたちが、頭に手ぬぐいをかぶってますが、 以前叔母に、「髪の毛を引っ張られて困るから、子守りかぶりしてたの?」 と質問したら、「な~~に、ちがう違う。子どもに髪の毛が当たったら可哀想でしょお。 だから手ぬぐいしたりタオルまいたりしてたのよ」とのことでした。 あくまでも、赤ちゃんのことを思っての配慮だったのね。 視点が暖かいわ~。(*^_^*)。 この 長崎大学附属図書館所蔵の「幕末・明治期日本古写真コレクション」はとってもたくさんの写真を所蔵してて 例えば、撮影対象を「子ども」「女性」など絞って検索することもできます。 興味のある方は、いろいろ検索して昔の人の暮らしや知恵から、アイデアをもらって 現代を生きる自分にアレンジしてみてはいかがでしょうか。 花ちゃんくらいの女の子が立派に子守りしてます。 子守をする子供たち(1) ↓「まるで背中に背負ってないかのように・・・」という解説文もぜひ目を通してください。 子守をする子供たち(4) ジャンル別一覧
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